午前中は皮革産業連合会に行って、皮革業界にとってのクリエイター支援の重要性を語ってきました。安定した品質でのモノづくりが日本の優位性だったのですが、アジア諸国に日本から技術指導に行っているし、おそろしく検品に煩い日本がお客さまなので、かなり鍛えられていて、日本の品質での優位性がなくなってきています。 そうするとコストはアジア諸国に負けるので、日本は何で闘うかというと、クリエーションとブランド力になるのだろうという持論を展開しました。 まずは、皮革関連企業とクリエイターの交流から何かしらスタートさせようという話になりました。私は事業検討委員も委嘱されているので、今度の委員会でもう少し詳しく説明させてもらうことに。 午後は東京都がデザビレに視察に。東京の10年プランに計画された、ファッション関連の創業支援をする部署です。現在はオンワードのファッション大賞に協賛しているとのこと。 デザビレの成り立ちと役割を紹介。そして大掛かりなイベントだけでは実際のビジネスにつながらないことを説明。現在不足している施策や助成策についてお願いをしました。 その後、各部屋を案内し、入居者にもいくつか質問。たいへん参考になったということでしたが、ぜひ早い時期に具体的な事業にしてほしいと願っています。ほんとうに。 さて、若手クリエイター支援を打ち出す大がかりなイベントもありますが、 実際大手企業にお勤めの方は、自分で事業を起こしたことが無いので、仕事の具体的な部分については教えてくれても、根本部分で「事業を起こす」ことのポイントを勘違いしている場合があります。 例えば、大企業に務めているときには「失敗しないこと=リスクを回避すること」が行動原理になります。 間違いが無いように、損を出さないように、前例を踏襲し、自分では責任をかぶらないようにします。 だから、仕事に真剣に向かい合わずに「そこそこ」のことをしていれば良かったりします。 しかし、起業の場合、失敗しないことではなく「成功する」ということが行動原理になりますから、「自分でリスクをとってビジネスを立ち上げる意識が一番重要です。 成功するために勇気を持てる人が成功に近づくのです。 (まぁ創業者の中にも、大企業根性を持った保守的なのが結構いるわけですが、企業の看板も庇護も無いのに、リスクを避けて事業が立ち上がるわけ無いじゃないと思います。) さて、「リスクを回避すること」が行動原理の大企業の人が支援策を考えると、自分の懐を痛めて事業に投資した経験や、生活費が無くて不安で死にそうになる経験とかが無く、創業者の懐具合に無頓着なので、 過大なリスクを強いたり、もしくはリスクをとる必要性を過小判断した事業を実施したりします。 自分の給料の中からは、仕事を成功させるために数千円、数万円の投資も惜しがる人なのに、創業者の貴重なお金には痛みを感じないのです。 だから無駄なことにお金をかけて、効果が無くても、全然反省しないのでしょう。 ということで、私としては、無駄に使われるお金を少しでも分捕ってきて、デザビレとかの創業者に役立つようにあちこちに働きかけています。 何もそこまで、っていうこともあるのですけど、創業者サイドに立って交渉する人って少ないので、私が創業支援の仕事をしている間に、何とかしておきたいんですよね。 |
午前中は皮革産業連合会に行って、皮革業界にとってのクリエイター支援の重要性を語ってきました。

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